少しだけ大きめの豪華な雛壇が出来上がりました。雛道具は明治の古い大ぶりの蒔絵たんすと長持ちです。3枚の布を並べた大きさが80cmほどで、奥行き40cm、高さが屏風までの高さが30cmほど有ります。
赤の絹地が目に染みこんできます。この布地にやや動きを持たせた三人官女や五人囃子をリズミカルに並べています。
お内裏様は寛永雛が基本になっています。内裏雛の拡大写真です。檜扇や烏帽子は金箔仕上げにしています。
蒔絵たんすを拡大したところです。重厚実のある箪笥です。作られた当初は雛道具に違いなかったのですが、時代を経て見ると、当時の職人芸の細やかさに驚かされます。大きさは20cm×8cm高さ21cmです。
こま犬の拡大写真です。もともと犬は多産(子供を産む)とされていて、生まれてくるお子様が多く子供を産みますようにといった願い事がかけられています。大きさは4cm×7cmです。