ケヤキのなつめ生地に、雛祭りの立ち雛を手描きで制作中です。

以前、掲載された雑誌社からの依頼を受けて、幾なつめを4個まとめて制作しています。雑誌に作品が載っている為に、形や模様が違ってはいけませんので、神経を使います。素材は「ケヤキ」で、絵と木地のながれを見ながら鉛筆から色彩へと見て行きます。

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なつめに絵の具で薄めに描いてみます。
鉛筆の後、薄い絵の具で大きさのバランスを見る為に軽く描いてみます。

「松と藤」を後で描くところに胡粉を塗り、それ以外の部分に金箔を張ります。

なつめに金箔仕上げをしました。
松を描く部分に胡粉を施して、その他の部分に金箔仕上げをします。

二日目になり、胡粉の部分に絵の具で松や梅、藤などを手描き彩色して行きます。

なつめに金箔を施して、胡粉のところに松や藤を手描き彩色します。

完成しつつある「なつめ」です。曲面に描いてゆきますからなかなか思うようにゆきません。

なつめに描いた立ち雛が完成間近です。

この後、下の部分も仕上げて目鼻を入れたら完成です。ただしそのままでは色落ちしますので、絵の表面を塗装して完成です。

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